VビームⅡ

VビームⅡとは?

• 機器 : シネロン・キャンデラ製 VビームⅡ（厚生労働省の承認機）波長595nmのロングパルスダイレーザー。
• 治療のメカニズム : VビームⅡの波長は、真皮層に存在する毛細血管内の赤血球に含まれる酸化ヘモグロビンによって吸収され、熱エネルギーに変換されます。その結果、毛細血管に熱損傷を与え、病変部位の毛細血管を破壊します。
• Dynamic Cooling Device（DCD）という優れた皮膚冷却機能が搭載。レーザー照射直前に冷却ガスが吹き付けられるので、照射時の痛みと皮膚の熱損傷を最小限に抑えてくれます。
• パルス幅を調整することで、血管の太さに合わせた出力設定が可能。
• お肌の若返り効果：コラーゲンの生成を促進してハリ・ツヤ感をアップさせる効果も期待できます。

VビームⅡで期待できる効果

• Vビームフェイシャル
  赤ら顔、酒さ、ニキビ跡の赤み、お肌の若返り（リジュビネーション効果）
• Vビーム毛細血管治療
  鼻や鼻周りの赤み、毛細血管拡張症、ニキビ・ニキビ跡の赤み、老人性血管腫

治療間隔と治療回数の目安

VビームⅡの経過と注意事項

• 施術中の痛みは、パチっとゴムではじかれる程度で、通常麻酔薬は不要です。
• 治療当日は、洗顔やシャワー浴は可能ですが、過度な運動、飲酒、入浴、サウナ等は控えてください。
• 施術当日から、お化粧は可能です。

＜副反応について＞

• 赤み・腫れ
  施術後に、一時的に赤みや腫れがでることがありますが、数時間で引いていきます。出力をあげると、１～３日程度、赤みや軽いむくみが生じることがあります。保冷剤などでクーリングすると、症状が和らぎます。炎症を抑える外用剤を塗っていただいてもよいです。
• 紫斑（内出血）
  出力を上げた場合や部位によっては、紫斑が生じることがありますが、１～２週間程度で消退します。
• 水疱・痂皮
  通常はほとんど生じませんが、肌質や出力によってはまれに生じる可能性があります。外用剤を塗って必要な時はテープ保護をしていただくことがあります。
• 炎症後色素沈着
  強い炎症が起きた場合や肌質によっては、生じる可能性があります。また、レーザー照射後の日焼けは、色素沈着を起こすリスクがありますので、医療用日焼け止めの使用を推奨しています。